イラストレーターのバージョン確認の方法をお探しですね。
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Adobe Illustratorのバージョン、ちゃんと理解できてますか?
Adobe Illustrator(イラストレーター)を使っていて、「あれ、今使ってるバージョンって何だっけ?」と混乱したことはありませんか? 特に最近は「Illustrator 2025」なのに、よく見ると「v29.0」って書いてあったりして、「どっちが正しいの?」って思いますよね。
さらに厄介なのが、仕事でデータをやり取りするときです。
バージョンが違うだけで、レイアウトが崩れたり、印刷会社に入稿できなかったり…。
こういったトラブルって、実はかなり深刻なんです。
この記事では、今すぐできるバージョンの確認方法から、CS6以降のIllustratorがどう進化してきたか、そして最新の2025で起きている「テキストの仕組みが変わった」ことで注意すべきポイントまで、わかりやすく解説していきます。
1. 今すぐチェック!自分のIllustratorのバージョン確認方法
まず大事なのは、自分が今使っているIllustratorのバージョンをちゃんと知っておくこと。
これができていないと、トラブルが起きたときに対処できません。
**一番確実な確認方法**は、Illustratorを起動して「Illustratorについて」を見ることです。
– **Macの場合**:画面左上の「Illustrator」メニューから選択
– **Windowsの場合**:「ヘルプ」メニューの中にあります
ここを開くと、起動画面みたいなものが表示されて、「29.0.1」といった数字が書いてあります。
この数字が**本当のバージョン番号**(内部バージョン)です。
不具合を調べたり、プラグインが使えるか確認したりするときは、この数字が必要になります。
もう一つの確認方法は、**Creative Cloudアプリ**を使う方法です。
アプリを開いて「インストール済み」のところを見ると、ソフト名の横に「v 29.0」みたいな表示があります。
ここで注意したいのが、「最新」って書いてあっても、実は細かいアップデートが適用されてないことがあるんです。
特にチームで作業しているときは、「2025使ってるよ」だけじゃ不十分。
「29.0なのか、バグ修正版の29.1なのか」まで合わせないと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
ややこしい「製品名」と「バージョン番号」の違い
ここが一番混乱するポイントなんですが、**「製品名(年号)」と「バージョン番号」は一致しません**。
– 「Illustrator 2024」→ バージョン28
– 「Illustrator 2025」→ バージョン29
なぜこんなことになっているかというと、Adobeが年ごとのリリースに合わせて製品名を西暦にしたからなんです。
でも、内部のバージョン番号は昔からの連番で続いているので、ズレが生じているんですね。
プラグインやスクリプトを使うときは「バージョン28対応」みたいな表記が多いので、**「西暦と番号は別物」**と覚えておくと安心です。
必ず実際の数字を確認する習慣をつけましょう。
2. CS6からCC 2025まで:Illustratorの進化の歴史
Illustratorの歴史を振り返ると、大きな転換点がいくつかあります。
CS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)へ
最大の変化は、2012年の「CS」から「CC」への移行でした。
最後のパッケージ版だった**CS6(バージョン16)**は、買い切りで使えることもあって長く愛用されました。
でも今となっては古いOSでしか動かず、セキュリティ的にも危険な状態です。
CC以降は**サブスクリプション方式**(月額課金)になり、常に最新機能が使えるようになりました。
便利な反面、「勝手にアップデートされて仕様が変わる」という新しい悩みも生まれました。
CC時代の主な進化ポイント
CC以降の進化は本当にすごくて、特に以下のバージョンは大きな節目でした。
**CC 2014(v18)**
– GPUパフォーマンスが強化されて、描画がめちゃくちゃ速くなった
**CC 2020(v24)**
– ファイル保存の仕組みが変わって、それ以前のバージョンとの互換性に大きな壁ができた
– 2020形式で保存したデータを2019以前で開くと、レイヤーが統合されたり、アートボードのサイズが変わったりすることがある
ただ機能が増えただけじゃなく、**データの中身そのものが変わってきている**んです。
最新版2025の大きな変更点
そして最新の**Illustrator 2025(v29)**では、長年の課題だった「テキストエンジンの刷新」が行われました。
これは日本語の組版をきれいにしたり、Web版・iPad版との互換性を高めるための重要なアップデートです。
でも同時に、**「昔作ったテキストの見た目が変わる(文字が溢れる、位置がズレる)」**という問題も起きています。
今までのアップデートは「便利な機能が増える」程度でしたが、最近は**「根本的な仕組みを変える」**アップデートが増えているんです。
だから、何も考えずにバージョンアップすると、既存のデータに影響が出やすくなっています。
3. 要注意!新旧バージョン間でのデータ受け渡しの落とし穴
データを印刷会社に入稿したり、他の会社と一緒に仕事をしたりするとき、一番気をつけたいのが**「下位互換性」**の問題です。
「互換性あり」は信じちゃダメ?
Adobe公式や保存画面では「互換性があります」って表示されることがあります。
でも、これを100%信じるのは危険です。
特に注意が必要なのは、**新しいバージョンで追加された機能を使ったデータ**です。
例えば:
– 「クロスと重なり」
– 「リピート機能」
こういった新機能を使ったデータを、その機能がない古いバージョンで開くと、**編集できない画像やバラバラのパスに変換されてしまう**ことがあります。
後から修正しようとしても、もう手が出せない状態になるんです。
Illustrator 2025のテキスト問題
特に深刻なのが、さっき紹介したIllustrator 2025の**テキストエンジン変更**です。
バージョン29で古いデータを開くと、「テキストを更新しますか?」みたいなメッセージが出ることがあります。
ここで何も考えずに「更新」を選ぶと、**文字詰めや行間が微妙に変わって、レイアウトが崩れる**可能性があります。
**対策としては:**
– データを開くときに「変更を確認」を選んで、新旧の違いを目でチェックする
– プロジェクトごとに使うバージョンを固定する
– 印刷会社への入稿時は、相手がどのバージョンに対応しているか事前に確認する
– 必要ならPDF入稿に切り替える
「下位バージョンで保存」の罠
意外と見落とされがちなのが、**「保存形式」の問題**です。
保存するときに「バージョン」を古いものに落として保存(ダウンバージョン保存)すれば安全だと思っていませんか? 実はこれも危険なんです。
下位保存は「そのバージョンで開けるようにデータを簡略化・変換する」処理です。
完全に同じ見た目が保証されるわけじゃありません。
特に、アピアランスや透明効果をたくさん使ったデータは、下位保存すると**分割されたり画像化されたりして、もう編集できなくなる**ことが多いんです。
だから、**「作業は常に同じバージョンで行う」のが鉄則**。
下位保存は最終手段と考えましょう。
4. トラブルを防ぐ!安全な運用のコツ
こうしたバージョン問題を避けて、安定した環境で作業するには、Adobe Creative Cloudの**「更新設定」を見直す**ことが大事です。
自動更新は必ずオフに!
デフォルトの状態だと「自動更新」がオンになっていることが多く、知らないうちに勝手にアップデートされて、古いバージョンが消えてしまうことがあります。
**やるべきこと:**
1. Creative Cloudアプリの環境設定を開く
2. 「自動更新」を**必ずオフ**にする
思わぬタイミングでのアップデートは、進行中のプロジェクトに致命的な影響を与える可能性があります。
旧バージョンは残しておく
新しいバージョンをインストールするときも要注意です。
インストール画面に「以前のバージョンを削除」というチェックボックスがあるんですが、これは**必ずオフ(チェックを外す)**にしてください。
**理想的な使い方:**
– 最新版(例:2025)は試しに使ってみる
– 実際の仕事では、安定動作が確認できている一つ前のバージョン(例:2024)をメインで使う
– この「並行運用」がベスト
万が一、最新版で致命的なバグが見つかったり、プラグインが使えなかったりしても、旧バージョンが残っていればすぐに作業を続けられます。
もし消しちゃったら?
誤って旧バージョンを消してしまっても、最近のバージョンなら再インストールできます。
Creative Cloudアプリの「他のバージョン」リストから、1〜2世代前までは遡ってインストール可能です。
ただし、Adobeの方針で、あまりに古いバージョン(CS6やCC初期など)は正規の方法では入手できなくなっています。
だからこそ、**今手元にある安定した環境は安易に消さない**こと。
新しいバージョンは「検証用」として追加インストールする形が、プロの現場で一番安全なやり方です。
まとめ
**まとめ**
Illustratorのバージョン管理、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、これをきちんとやっておくだけで、データトラブルの9割は防げます。
– 自分のバージョンを正確に把握する
– 自動更新はオフにする
– 旧バージョンは残しておく
– データのやり取りは慎重に
この4つを守るだけで、安心して制作に集中できますよ!
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